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夫の駐在に伴いシンガポール、アメリカLAを経て現在は日本に在住。今は東京でまた薬剤師してます。いつでもお気軽にコメント下さい。
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エリン・ブロコビッチ

今日は夕方まで私の好きな映画の1つでジュリア・ロバーツがアカデミー賞でオスカーを取った「Erin Brockovich(エリン・ブロコビッチ)」とブラピの「Meet Joe Black(邦題:ジョーブラックによろしく)」のDVDを見ていた。

エリン・ブロコビッチは実在の人物で、現在はここLAの西Agoura Hillsに住んでおり、いまだ映画の時と同じ法律事務所で働いている。その彼女が去年の秋に近くの大学に講演にやってきた。しかも事前にチケットが配られるわけでもなくopen to the public(一般開放)でfree(タダ)な上、first-come first-serverd(先着順)だったのでそれほど大きな講堂でやるわけでもないし、これはきっとかなり早く行かないと席が取れないに違いないと思い、とりあえず様子を見に1人で気合いを入れて2時間前に講堂の前に行ってみた。しかし誰もいない。「もしかして今日じゃなかったの?」と思い、一度家に帰り確認してから再び1時間前に行ってみたら今度はパラパラと何人か人がいた。ということは私が思うほど全く大したイベントではなかったらしい。そのまま待っているのもバカらしいのでまた家に帰り、20分ほど前に戻ってきて中に入り席についた。講演が始まる時間になってもまだいくつか空席があり、最後終わった時にはそれなりに満席だったという程度だ。

エリン・ブロコビッチ_d0015682_893325.jpgさて、この彼女だが1人で3人の子供を育てながら胸元あらわな大胆な服装で法律事務所の事務員として無理やり雇ってもらい、たまたまみつけた1枚の書類から1人で大企業の環境汚染を暴き、その訴訟で住人600人以上のためにアメリカ史上最高の和解金3億3300万ドル(約350億円)を勝ち取った女性だ。実際、大変パワフルで自信に満ち溢れたオーラを放っていた。ときどき「piss off」などの言葉を平気で使うが、それでもとても魅力的でそれなりの知性を感じさせる素敵なおばさまだった。
映画の中では若い頃にMiss Wichita(カンザス州の田舎の地名)になったことがあるという設定だったが、本当はMiss Pacific Coastだったらしい。監督のスティーヴン・ソダーバーグがその方がおもしろいと言って変更されたらしいが、それ以外はほとんどがきちんと事実に基づいた内容だったようだ。
ここアメリカに来なければ恐らく会えない人だったと思うので私には大変いい経験だった。

興味のある方は彼女の写真も出てるので彼女の勤めるLaw Farmのサイト(http://www.masryvititoe.com/erin_brockovich.shtml)でチェックしてみてね。
by chi-blog | 2005-03-06 09:00 | TV・映画・ドラマ
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